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 これらの学科は、まさに縁の下の力持ちのような学問です。特に材料工学は、今流行のナノテク(10-9倍の大きさ)が幅広く活かさている学問と言って良いでしょう。プラスティックや繊維、金属、塗料、ガラス、紙、インク、コンクリート等、私達の身の回りは、化学製品で溢れかえっています。そして、それらの化学製品は、より快適な生活が実現されるために、開発や改良が繰り返され、今に至っています。そして、今後についても、微粒子・新素材への挑戦が半永久的に続くと考えられています。そのため、研究者や技術者にとっては、非常にやりがいのある分野と言えるでしょう。では、死角は何か?それは、コストです。化学製品は、石油への依存が大きく、海外情勢の影響で仕入れ単価が大きく揺れ動きます。金属製品も、鉄と非鉄に分かれますが、海外情勢の影響を受けます。しかし、鉄は、輸入先の主要国がオーストラリア・ブラジル・インドなので、輸入先の政情は安定していますが、韓国・中国の製鉄メーカーが低コストで世界シェアの市場を拡大しており、日本の製鉄メーカーが人件費の削減の必要性に迫られているようです。鉄は、鉄鉱石(酸化鉄)をコークス(炭素)や石灰石と燃焼させ、最終的に鋼(炭素を含んだ徹)という製品で市場に出回ります。鋼は、炭素を多く含めば、強靭になりますが、もろくもなるのです。炭素の注入の微妙な加減と、用途に応じた鋼の利用が重要というわけです。日本の鉄の製錬技術は、韓国や中国よりも断然上らしく、建築関係等、人命に関わる資材には、コストが高くても、日本製を使ってほしいと思います。しかし、開発途上国や中国では、中国製が特に出回っているようです。海外を意識して生きることは大切と考えますが、親日でない開発途上国に行くのは、正直、恐いと感じます。非鉄は、用途・調達先の広がりで、かなりホットな分野です。恐らく、高校の理系化学でも、学習するべき元素が増えていくでしょう。金・銀等の貴金属以外、鉄・銅・亜鉛・アルミニウム等のベースメタル以外の製造業に不可欠なレアメタル、超伝導金属等、情報革命に並ぶほど、私達のライフスタイルを変えるであろう素材がたくさんあります。しかし、日本にとって大きな壁があります。それは、日本には、世界で戦える非鉄メーカーがなく(鉄鋼メーカーの世界との大きな差です)、国際情勢に影響を受けやすいのです。日本の大学で非鉄の研究の人気が限定的なのも、このことが要因になっています。
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2013.11.23 Sat l 学習塾 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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