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この分野で、日本の技術は世界に誇れると言われております。しかし、何分にも日本の企業が高コスト体質であることから海外受注が多くなく、日本国内の公共工事が削減される方向にあるため、ヨーロッパや中国の建設会社が売上の上位になっております。アジアやアフリカの開発途上国が発展していく中で、港湾・道路・下水道工事等の社会インフラ整備は欠かしませんので、世界レベルでの建築・土木の需要は大きいと言うことができます。では、学ぶ学生目線から、建築工学と土木工学の特色を言いますと、建築工学は女子が多いです。逆に土木工学は男子ばかりです。建築工学は、機械工学と同レベルの難関ですが、土木工学は、入り易いと言われています。それは、建築工学は、女子の感性を生かせる勉強内容が多く、それ故、女子の受験生が増えてきており、就職先でも、都心部で働ける可能性が高いからです。それに、建築士という一生使える資格が付いてくるのが魅力だからでしょう。建設会社は、家やマンション、お店と云ったものから、東京スカイツリー、大阪駅、明石海峡大橋などの大型工事まで様々です。土木会社は、建物であっても、それの基礎工事であったり、下水道、トンネル、高速道路、ダムなどの社会インフラの工事が中心です。こう見ていくと、建築工学が花のある業界に見えてきますが、落ちがあるのはここからです。要は、建築工学は人気が高く、専門学校も含めると多くの学生が建築工学を学びます。しかし、受け皿となる会社は、他の学科に比べると限られているのです。まず、建設会社は、スーパーゼネコン・ゼネコン・新興ディベロッパー・ハウスメーカー・地域の工務店に分かれます。スーパーゼネコンとは、鹿島・大成・清水・大林・竹中の5社、ゼネコンが五洋・戸田・西松・前田・鴻池・安藤ハザマ等、新興ディベロッパーは、投資マンションで有名な日本エスリード等、ハウスメーカーが積水・大和・住友林業などです。この内、スーパーゼネコンは、売上の業界占有率は高いですが、求人数が少ないです。ゼネコンはもっと少ないです。新興ディベロッパーは、ここ5~6年で潰れたところが多く、残っている会社も新卒採用は控えめです。ということで、多くの大学生がハウスメーカーに就職先を求めるのです。しかし、そのハウスメーカーですら、営業職の求人が中心なので、技術職は激戦らしいです。更に建築工学は、他の学科のように他の業界への潰しが効かないようで、結局のところ、就職が悪い学科と言われております。もちろん、国立大や有名私立大であれば、話は別でしょうが、普通レベルであれば厳しいと予想され、あまり勧めたくはないというのが私の考えですね。四大卒でそれなのだから、専門学校はもっと厳しいと思われます。土木はどうなのかと言いますと、公共工事削減、公務員削減の環境下で、土木会社と公務員という2大就職先は激戦で難関になっています。ただ、鉄道会社の現業職の求人が増えているようで、そちらへの就職が目立っています(但し、他の大卒総合職に比べ、給与が低いようです)。また、高速道路・鉄道などの補強工事、震災復興工事等で、現時点だけで言えば、職人を始めとした人手不足の状況だそうです。
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2013.11.30 Sat l 学習塾 l コメント (0) トラックバック (0) l top
 これらの学科は、まさに縁の下の力持ちのような学問です。特に材料工学は、今流行のナノテク(10-9倍の大きさ)が幅広く活かさている学問と言って良いでしょう。プラスティックや繊維、金属、塗料、ガラス、紙、インク、コンクリート等、私達の身の回りは、化学製品で溢れかえっています。そして、それらの化学製品は、より快適な生活が実現されるために、開発や改良が繰り返され、今に至っています。そして、今後についても、微粒子・新素材への挑戦が半永久的に続くと考えられています。そのため、研究者や技術者にとっては、非常にやりがいのある分野と言えるでしょう。では、死角は何か?それは、コストです。化学製品は、石油への依存が大きく、海外情勢の影響で仕入れ単価が大きく揺れ動きます。金属製品も、鉄と非鉄に分かれますが、海外情勢の影響を受けます。しかし、鉄は、輸入先の主要国がオーストラリア・ブラジル・インドなので、輸入先の政情は安定していますが、韓国・中国の製鉄メーカーが低コストで世界シェアの市場を拡大しており、日本の製鉄メーカーが人件費の削減の必要性に迫られているようです。鉄は、鉄鉱石(酸化鉄)をコークス(炭素)や石灰石と燃焼させ、最終的に鋼(炭素を含んだ徹)という製品で市場に出回ります。鋼は、炭素を多く含めば、強靭になりますが、もろくもなるのです。炭素の注入の微妙な加減と、用途に応じた鋼の利用が重要というわけです。日本の鉄の製錬技術は、韓国や中国よりも断然上らしく、建築関係等、人命に関わる資材には、コストが高くても、日本製を使ってほしいと思います。しかし、開発途上国や中国では、中国製が特に出回っているようです。海外を意識して生きることは大切と考えますが、親日でない開発途上国に行くのは、正直、恐いと感じます。非鉄は、用途・調達先の広がりで、かなりホットな分野です。恐らく、高校の理系化学でも、学習するべき元素が増えていくでしょう。金・銀等の貴金属以外、鉄・銅・亜鉛・アルミニウム等のベースメタル以外の製造業に不可欠なレアメタル、超伝導金属等、情報革命に並ぶほど、私達のライフスタイルを変えるであろう素材がたくさんあります。しかし、日本にとって大きな壁があります。それは、日本には、世界で戦える非鉄メーカーがなく(鉄鋼メーカーの世界との大きな差です)、国際情勢に影響を受けやすいのです。日本の大学で非鉄の研究の人気が限定的なのも、このことが要因になっています。
2013.11.23 Sat l 学習塾 l コメント (0) トラックバック (0) l top
理工学部は、大きく分けて理学部系と工学部系に分かれます。理学部は理論重視で、アカデミックな内容に偏るため、製造業への就職というよりは、教員や教育産業への就職が中心で、少数派で数学能力を生かし金融機関に就職をする人がいます(言い方を変えれば、就職はあまり良くない)。学科は、数学科・物理学科・化学科・生物科等です。工学部系に比べ、設備があまり必要でないため、学生教育が少数精鋭で、学費が安くなりやすいですが、実践的な学問(応用研究)がなく、新たな開拓分野がないため、就職において製造業からは敬遠されるのです。現代社会では、製造業のGNP比率は非常に大きく、90年代以降の情報革命・環境問題・人工知能・エネルギー革命・物流革命・医療革命・宇宙開発等々、現代社会が抱えるテーマは、工学部系に依存しており、工学部系の力こそが国力を左右すると言っても過言でないほどです。そして、これらのテーマで日本はことごとく他国の後塵を拝しており、工学部系大学の研究レベルの向上、国際レベルでの大学の留学生の獲得(アジアからの優秀な留学生の獲得では、完全に米国・英国に負けている)、トムソンロイター等への論文の投稿が国策といっても良い大学教育のテーマになっているのです。しかしながら、国のこういった旗振りとは裏腹に、教育現場では、生徒の理数系離れが叫ばれており、今後の対応が注目されております。私の立場で感じることとすれば、理数系離れは、中堅校以下の高校で顕著であり、四年制大学への進出が著しい女子においては非常に顕著です。また、私立大学においては、理系の高額学費がネックになっており、これまた下位で規模の小さい大学になると、更に高額にならざるを得ない状況です。日本が、基礎研究・応用研究・エンジニアの全ての領域で人材が潤う状況にしていくためには、①女子の理系教育環境への一層の助成(工学部系に限る)、②理系における国立大学・私立大学の学費格差是正等が重要なのではないかと考えます。また、個人的にも、理系教育への啓蒙は積極的にやってまいろうと思っております。では、次回より、電気・電子工学の話からアップしてまいります。
2013.11.15 Fri l 学習塾 l コメント (0) トラックバック (0) l top
アメリカで肥満や心臓病との関連が指摘されるトランス脂肪酸の使用が禁止されるようです。FDA=米食品医薬品局は、揚げ物用の油などに含まれるトランス脂肪酸について「食品に使う上で、安全とは認められない」として、食品への使用を全面的に禁止する方針を固めました。では、トランス脂肪酸とはどんなものかと言いますと…構造中にトランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸です(説明後述)。トランス脂肪酸は、天然の植物油にはほとんど含まれず、水素を付加して硬化した部分硬化油を製造する過程で発生するため、それを原料とするマーガリン、ファットスプレッド(マーガリンより油脂が少ないもの)、ショートニングなどに多く含まれます。一定量を摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれ、2003年以降、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国が増えていたのだそうです。
二重結合…有機化学(主に炭素・水素・酸素でできる物質の総称)の物質は、炭素・水素・酸素等が1本~3本の棒で結ばれると考え、1本の場合なら単結合、2本の場合なら二重結合、3本の場合なら三重結合となる。
トランス型…二重結合が含まれる物質は、トランス型とシス型に分かれる。下図のように、二重結合を真ん中に置き、左右対称になる(線対称)のがシス型、180度回転して重なる(点対称)のがトランス型と言われる。
不飽和脂肪酸…有機化学の物質の多くは、複数の結合が含まれる。そして、単結合だけでなく、
二重結合が含まれる物質を不飽和脂肪酸と言い、単結合のみの物質を飽和脂肪酸と言う。
二重結合があると、他の物質と化合して、新しい物質に変わるのだが、単結合のみだと、物質はそのままの状態である。魚には不飽和脂肪酸(善玉コルステロールの原因)が多く含まれ、肉には飽和脂肪酸(悪玉コルステロールの原因)が多く含まれる。
ここまで読んでいくと、魚に含まれる不飽和脂肪酸を持つトランス脂肪酸がなぜ体に悪いのという疑問がわく方がいると思います。不飽和脂肪酸でも、シス型の物は、他の物質と化合するのですが、トランス型の物は他の物質と化合しないため、飽和脂肪酸と同様に体内に悪影響を及ぼすのです。とにかく、飽和脂肪酸とトランス脂肪酸を含む食品は制限した方が良いと言われています。
そして、もう一つの疑問として、アメリカをはじめ、トランス脂肪酸を禁止する国もあれば、日本のように禁止されない国もあるのはなぜなのでしょうか?それは、日本人のトランス脂肪酸を含む食品の平均摂取量が低いからと言われています。日本人の主食は、お米であり、うどんやおそばになる時もあります。しかし、欧米人の主食は全てパンと言ってもよく、パンもさることながら、パンに付けるマーガリンに多量のトランス脂肪酸が含まれるため、トランス脂肪酸の摂取量が多いのです。
トランス脂肪酸を多く含む食品 マーガリン(バターは少ない) ショートニング(お菓子やファーストフードの揚物に多い)
トランス脂肪酸の人体への影響 虚血性心疾患(心筋梗塞・冠動脈の閉塞・狭心症) 認知機能の低下
あれダメ、これダメと言い出したらキリがないですが、現代の加工食品は便利であるが故、添加物が本当に怖い。カップ麺、ポテトチップは勿論で、「~の素」、ドレッシング、ソーセージ類、0kcalフード等も、子供たちに多くは食べさせたくない食べ物だと思います。
2013.11.07 Thu l 学習塾 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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